「ワイドビューひだ」で行く高山の旅 (part4)



 3月15日になりました。まずは、朝風呂に入ってから、朝食へ向かうことにします。
洋食バイキングと和食定食の二つのコースがありましたが、祖母のことも考え、和食としました。
わたくしは、ほうば味噌の方の定食にしました。朝からおいしいものを食べれて正解です。ちなみに、店員さんは、和服姿でした。まさに、和の雰囲気ですね。
 このように和の雰囲気が象徴される、つくりになっています。
実を言うと、この店の雰囲気で和食コースにした、と言う理由もありまして…
祖母もこの店の雰囲気に驚いていました。
朝食後、部屋で一服してから、チェックアウトして、10時発のバスに乗って、高山駅に行くことにします。
 高山駅で荷物をコインロッカーに預けてから、10時20分発の普通列車、猪谷行きに乗ることにします。
これで次の目的地、飛騨古川へ向かいます。
 車両は、キハ48系です。かなり乗客が多く、二両編成の車内は、観光客でいっぱいでした。
地元客は数えるほどしか見受けられませんでした。
 車内はボックスシートが並んでいます。しかし車端部はロングシートに改造されていますが、昔の雰囲気そのままです。
祖母も懐かしい…と言いながら、座っていました。昔の国鉄時代は、このようなボックスシートの座席が主流でしたからね。
高山から約15分で飛騨古川につきます。さすがに、特急のキハ85系に比べると、鈍足です。
 10時36分、飛騨古川に到着しました。ほとんどの乗客が降りていき、また変わって、ここから乗り込んでくる乗客もたくさんいました。本数が少ないので、余計に乗客が多くなりますね。
やはり、駅前に出ると、何もない…の一言が出てしまいました。
 これが飛騨古川駅の駅舎です。なんとなく、良い雰囲気をもっております。
さぁ、散策です。祖母もまだまだ歩けるということなので、古い町並みへ向かうことにします。
ここ古川にも古い町並があるのです。
 古い町並みに近づくと、このような所に出ます。なんとなく良いと思いませんか?
ここは、白壁土蔵街というところです。
 ここは、ローソク店…。
飛騨古川で思い出すと…そう、某国営放送の連続テレビ小説「さくら」といえば、お分かりになるかと思います。沼田家のモデルとなった家です。
 古い町並みを抜けると、国道に出ました。ふと、何かあるのを発見し、覗いて見ると…
野麦峠の文学碑でした。野麦峠といえば、やはり「ああ、野麦峠」ではないでしょうか?
 再び、古い町並みにもどることにします。こんどは、逆のほうへ向かうことにします。
ごらんのように、高山より、なんとなく寂しいですね。
また観光客も少なかったです。あの列車内にいて、ここで降りた人たちは一体?という感じです。
 これが、例の「さくら」の舞台の全景です。
さきほどは、たくさんの見物人がいましたが、このときになると、すっかり誰もいなくなり、戸も閉めていました。
 しばらく歩くと、飛騨牛を使ったコロッケ屋を発見しました。味は、出来立てでおいしかったです。
で、この買うときの経過ですが、わたくしが買おうとしたとき、テレビカメラを持った人と数人のスタッフがお店に来て、撮影を始めました。
近くにいた観光客の叔母ちゃんたちを撮っておりました。しかし、叔母ちゃんたちが去っていくと、わたくしが買う出番になりました。ちょうど、コロッケが切れて、最初から作り始めました。揚げたてがいただけるわけですが、カメラマンの人が一生懸命撮っておりました。
そして、わたくしが買うところを撮っておりました。
 それで、近くにいたスタッフの女性に声をかけられ、どこのテレビ局か?たずねました。
すると、CBCテレビ(TBS系)です。と答えるではありませんか。それで番組名を聞くと、このような紙をもらいました。
東海地方の方なら、分かる番組ですよね。この紙を見て、見ていまよ!と答えました。するとテレビに映るかもしれないよ、と言われましたので、わたくしの部分だけは、ぜひカットに…と願いました。

テレビに映るのかどうか心配です。
映っても良いなら、わたくしが手に持っていたコロッケだけ…なら、わたくしは映されても構わないのですが…

 カットされない可能性があるので、このように、撮影しているところを撮りました(爆)。
ちなみに、このお店で「飛騨牛コロッケ」を買いました。コロッケの食べ歩きも悪くはないと思います。

ちなみに、わたくしは長崎県の佐世保でローカル情報の番組にばっちりとテレビに映ったことがあります。長崎地区だけの放送だったので、何も恥ずかしくはなかったのですが、地元だとやはり、テレビに映るのはなんとなく恥ずかしさがありますね。

テレビの件ですが、やはり映っていました。しかし、映ったのは、コロッケを手に持っているシーンと、店で待っているシーンのわずかだけ映っておりました。じっくり見なければ、わたくしとは分からない映像になっていたので、ある意味、一安心です。
映っていても、わたくしとは、分からないであろうという感じでしたので…





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